くにたち、あの日あの頃 5 - 国立駅北口 1959年

国立駅北口附近 1959(昭和34)年頃(写真:くにたち郷土文化館蔵)

国立駅北口附近 1959(昭和34)年頃(写真:くにたち郷土文化館蔵)

国立駅北口の開設は1959(昭和34)年9月で、駅前広場の造成もその年に完成している。北口町会の30年記念誌によれば、長年の不便が解消すると、ふた晩続きで祝賀会を催したそうである。しかし、北口はできたものの、そこには1区間の券売機があるだけで、出札の窓口は設けられず、朗報は肩すかしを食わされた結果となった。

北口周辺は昭和40年代になると樹林の伐採が進み、武蔵野の俤も減少していく。「北口本通り」とある写真中央の街路灯は、中央線のガード下から駅北口に通じる道に、住民が出資して設置したもの。

くにたち公民館だより 2004年02月 528号 – くにたち、あの日あの頃5

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